ダニは繊維のなかに好んで潜みます。
その理由は、繊維のなかには溜まったほこりや人のフケなどが複雑に絡まっているからです。
特に床に敷くカーペットやじゅうたんは、ダニにとって潜むのに最適の場所です。
床に敷いているからほこりやちりなどが溜まりやすく、ダニにとって繁殖するのにもってこいなんです。
掃除されていないじゅうたんの上に寝転んでしまうと、ダニに刺されてかゆい思いをすることも…。
本記事では、カーペットやじゅうたんに潜んでいるダニを退治する方法について、ご紹介していきます。
カーペットやじゅうたんにいるダニを退治するには?
カーペットやじゅうたんに潜むダニを退治するには、定期的に掃除機をかけることが1番です。
特にダニの繁殖が気になるときには、週に1回以上掃除機をゆっくり丁寧にかけることをおすすめします。
しかし、ここでひとつ注意したいことがあります。
それはダニが線維の奥深くに入り込んでいる場合です。
実は掃除機で吸引をはじめると、ダニは繊維にしがみつきます。
そのため、やみくもに掃除機をかけたのでは、ほとんど意味がありません。
スチームアイロンでダニを退治してから掃除機をかけるのがコツ
線維にしがみついているダニは、スチームアイロンを使って退治しましょう。
そのまま使うとカーペットが傷つくこともあるので、ちょっとスキマをあけてかけるのがポイントです。
それでも気になるときには、タオルをあててからアイロンすればアぢ丈夫ですよ。
アイロンの熱でカーペットにしがみついたダニを最初に退治します。
それから、ゆっくりと時間をかけて掃除機でダニを吸引するのがコツです。
時間をかけて掃除機を往復させれば、さらにカーペットやじゅうたんのダニを上手く退治できますよ。
じゅうたんの上にソファやタンスなどを設置している場合どうする?
掃除機をかければ、簡単にカーペットやじゅうたんのダニを退治することができます。
しかし、カーペットの上にソファやタンスを設置している場合、掃除機がけは難しいものです。
なんとかソファを移さずにダニ退治できる方法はない?
そんなときに便利なのが、設置すれば勝手にダニ捕りをしてくれる「ダニ捕りロボ」です。
これは厚さ数ミリのダニ捕りシートになっていて、設置するだけでダニを捕獲してくれます。
数ミリの厚さなので、ソファのしたでもらくに差し込めますよ。
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定期的にダニ退治しようと思っているのであれば、公式サイトもチェックしてみてくださいね。
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カーペットやじゅうたんに多いのはヒョウダニとツメダニ
ダニと一口にいっても、実はさまざまな種類がいます。
そのダニのなかでカーペットやじゅうたんを特に好むのは「ヒョウダニ(チリダニ)」と「ツメダニ」です。
ヒョウダニは、ほこりや人のフケなどを食べる種類で、人を刺すことはありません。
しかし、ヒョウダニが空気中に舞うことで、アレルギーの原因になります。
ツメダニは、ヒョウダニなど他のダニを食べる種類です。
そのため、普段は噛みませんが、たまに間違って人を刺すことがあります。
どちらのダニも線維のなかに入り込んでいることが多いので、注意が必要です。
ヒョウダニがいるとツメダニが増える?
カーペットとじゅうたんを好むヒョウダニとツメダニですが、実はこのダニ2種類には因果関係があります。
それはヒョウダニが増えると、ツメダニも増えてしまうということです。
ツメダニはヒョウダニなど、他のダニを食べます。
そのため、ヒョウダニがたくさん発生すると、ツメダニも発生しやすくなるのです。
ツメダニは吸血こそしませんが、まれに人を噛むことがあります。
しかも噛まれて1週間前後はかゆみがあるので厄介です。
だからこそ、ツメダニの繁殖は防ぎたいもの。
ヒョウダニを増加させないことは、ツメダニを増やさないことにも繋がります。
ダニをしっかりと退治して、カーペットやじゅうたんを快適に使いたいですね。
まとめ
カーペットやじゅうたんは、もともとダニが潜みやすいものです。
寝転んで汗がしみ込むこともありますし、何よりほこりやちりがつもりやすいです。
普段から丁寧に掃除機がけをして、ダニを徹底的に退治するようにしましょう。
ゆっくりと掃除機をかけることで、繊維の奥に潜んだダニを取り除くことができます。
なかなか掃除機をかけるのが難しいときには、ダニ捕りロボなどを活用するのがおすすめです。
ダニへの対策をして、快適に部屋で過ごせるように心がけたいものですね。