「ダニに刺されたあと、すごくかゆくてイヤな思いをした…」
誰もが一度は、同じような経験をしたことがあるのではないでしょうか?
ダニに刺されると、その個所がかゆかったり、赤く痕が残ってしまったりと不快なものですよね。
ですが、あなたはダニがどうして刺すのか知っていますか?
夏によく見かける蚊は血を吸うために噛むけど、ダニはどうして刺すんだろう…?
あらためて考えると、そんな風に疑問を感じる人もいると思います。
そこで本記事では、ダニがどうして人を刺すのかについて解説していきます。
ダニは種類によって刺したり刺さないものがある?
私たちの身近にいるダニの種類ですが、実は一種類ではありません。
「ツメダニ」や「コナダニ」など、さまざまな種類のものが存在しています。
そしてダニは種類によって、刺すものと刺さないものとがいるのです。
え~!自分は家にいるときダニに刺されることも多いけど、あれは刺す種類のダニなの?
そう思っている人は、自宅に人を刺す種類のダニがたくさん発生しているのかもしれません。
そこで以下の項目では、家にいるときに刺してくるダニの種類についてご紹介していきます。
家によく発生して人を刺すダニの種類について
家によく発生しやすく、人を刺すダニの種類は主に2つです。
それが「ツメダニ」と「イエダニ」です。
ツメダニは主に、梅雨や秋などに発生しやすいダニの種類です。
対してイエダニは、鳥などに寄生しているダニの種類になっています。
他に「マダニ」なども近年問題になっていますが、家のなかに発生して人を刺すダニは基本的にこの2つです。
刺されないためには家に発生するダニの種類と特徴を見極めることが大切
ダニにできるだけ刺されないようにするために、大切なことは刺す種類であるダニの特徴を見極めることです。
両方のダニの特徴を、以下で簡単にまとめてみました。
ツメダニの特徴
- 畳やソファやカーペット(じゅうたんも)などによく発生する。
- 他のダニを捕食するダニだけれども、偶発的に人を刺してしまうことがある。
- 人を刺したときに体液を吸うので、刺された場所がかゆくなる。
- 梅雨や秋などに繁殖する。
イエダニの特徴
- 基本的に鳥やねずみに寄生して吸血する。
- 鳥など自分が寄生している生物がどこかに行くと、代わりに人を吸血することがある。
- 吸血された箇所はとてもかゆくなり、皮膚炎の原因になることも。
- 梅雨から夏の季節にたくさん繁殖する。
最近は住宅事情からツメダニに刺される被害のほうが多い?
どちらのダニも人を刺す種類なので、家に発生するとすごく困りますよね。
「ダニに刺された!」という被害で多く聞かれるのは、実はツメダニのほうです。
あなたは自宅に、ソファやカーペットまたは畳などを敷いていませんか?
普段我々がくつろいでいるこれらの場所は、実はツメダニが多く発生しやすいところなのです。
ダニが生息している場所をしっかりとリサーチして、そこを丁寧に掃除するように心がけてみてください。
繁殖しやすい時期に掃除機を使って掃除すると、ダニがたくさん発生するのを防ぐことができますよ。
こまめに掃除をすることで、ダニの住みかになりやすいほこりなどもキレイに取り除くことが可能です。
家のなかでも特にダニが好む場所について、詳しくはこちらの記事が参考になります。
まとめ
ダニが人を刺す理由は、他の生き物を刺すついでの偶発的なものだったり、吸血のためだったりとさまざまです。
でもどんな理由にしても、ダニに刺されるとかゆくなるのでイヤですよね?
ですが、人を刺すダニにはそれぞれ違った特徴をもっています。
その特徴を事前に知っておくことで、ダニに刺されることを防ぐことは十分できます。
特にこまめに掃除をおこなうことは、すごく大切です。
ダニの発生はもとより、ダニの住みかにもあるほこりなどを取ることもできます。
家で繁殖するダニの特徴をよくつかんで、刺されにくい状況を作ってくださいね。
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ダニ退治するには掃除機かけるのがいいらしいけど、面倒だから手間をかけずに何とかならない?
ダニの撃退方法はさまざまあります。
布団であれば丸洗い、リビングであれば掃除機を頻繁にかけるなどです。
しかし、どれもやってみると結構手間はかかるので大変なのがデメリット。
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そんな「ダニ捕りロボ」についてさらに詳しくは、こちらの記事を参考にどうぞ。